メッセージングアプリ/連絡手段 with スマートフォン/フィーチャーフォン/PC 2016

まえがき

今やネットはリアルの延長線上にある、という考え方の人が多いようです。いわゆるウェイというやつでしょうか。

そんなリア充であるならば連絡も電話やLINE、Twitterなど皆と合わせれば良いだけで悩む必要はないのでしょう。
しかし、我々はまだ慣れない相手と距離感を測りながら恐る恐る連絡先の交換を提案することだってあるの
です。(特に女性と連絡先を交換するのには勇気が必要でしょう)。

おそらく、Twitterは無難な選択です。
ふたりきりではないから警戒心を抱かせにくく、気詰まりもしません。会話が切れてもそれほど気になりません。
しかし、むしろ発展を阻むかもしれませんし、Twitterだけは見せたくないという人もいるでしょう。また、それがビジネスの相手ならばTwitterは完全にプライベートだという人もいるでしょう。

LINEを聞いてみたものの、やっていない、あるいはLINEは教えたくないと断られて勇気をへし折られた人もいるかと思います。

新しい人との出会い、つながりを活かし、相手をよく知るためにも、いかにして会話するかということは重要なことであると思います。そこでLINEか電話しか思いつかないようでは、いきなり詰んでしまうかもしれませんしね。

ここでは電話を除き、1:1で任意のタイミングで連続的に会話できるインスタントメッセンジャー/VoIPアプリを中心に検討したいと思います。

インスタントメッセージングとメッセージングアプリ

現存する最古のアプリケーションプロトコルはFTPです。つまり、ネットワーキングの原始とは「ファイルのダウンロード」でした。

しかしプロトコルこそ異なれど、1965年にはeメールが実現しており、それどころかeメールの発明など17世紀です。
インターネット以前、UUCPやバソコン通信の時代においては、ファイルのダウンロード、eメールでのやりとり、メーリングリストによるディスカッションが主な用途でした。

そして、インターネット以前にもうひとつ重要な役割を果たしたのがIRCです。1988年誕生、チャットという文字をベースにしてその場で即時やりとりをするという方法はインターネット以前に既に存在していました。今やインターネットを支配するウェブ(1991年発明)よりもはるかに早く、人々がいかにコミュニケーションを渇望していたかが感じられます。

いわゆるインスタントメッセンジャーの誕生はおそらくは1996年のICQだと思われます。
マルチユーザーのタイムシェアリングシステムにおいてやり取りする方法はtalk(1)などもあります。こちらは1970年台には既に存在していました。
1980年代から1990年代初頭にかけて大変人気があったのですが、それはUnixユーザーの間だけでの話で、一言でいえば「ハッカーたちの超マニアックなおもちゃ」でした。

確かに、eメールも手紙などよりはるかに早いですし、議論したければメーリングリストが、おしゃべりしたければIRCが(そしてHTMLチャットが)ありました。
しかし仲良くなったメーリングリストの仲間やIRCの友だち、あるいはペンパルと気兼ねせず、いつもすぐそこにいるかのように話したい、という願いは日増しに大きくなっていったのでしょう。
メーリングリストやIRCの愛好家ならtalk(1)くらい使えると考えられますが、WWW発明以来インターネットでのコミュニケーションはもっとカジュアルになりました。talk(1)ではあまりに難しすぎます。

そこで普通な人(当時ネットをしていた人が普通だとは思わないけれど)が普通に使えるものとしてICQが誕生したわけです。
ICQがあれば、その人と話したいと思った時に気軽に話しかけることができ、互いにオンラインになった時はすぐにでも二人でおしゃべりに興じることができます。

「特定の場所にいかなくても相手のことが通知され、いつでも話しかけられる2人のチャット」というのはコミュニケーションの世界を大きく変えました。そしてそれは、不可欠なものへとなっていったのです。

とはいえ、その時代にインターネットを利用している人というのは、それなりにマニアックな人でした。
しかし日本ではまた別のムーブメントがありました。

この素晴らしさは、主に女子高生と女子大生がハッカーたちと同時期から知っていたのです。それは「ポケベル」でした。ポケベルにはじまった新スタントシグナル文化はPHSとなった時わずか20文字のカタカナ(JIS-X0201)という制約の中でインスタントメッセージングへと進化したのです。

ケータイは進化し、eメールに対応しました。そして、ケータイメールはわずか20文字のPメールから、
JIS-X0208に対応し漢字も使えるeメールに近い感覚のものへと進化しました。
ケータイメールが文字で普通に会話できるとなれば、授業そっちのけで送り合う人があらわれるのも必然。
女子高生たちは「いつでもできる文字でのおしゃべり」に夢中になりました。

しかしケータイメールならそうやっておしゃべりできるのにeメールではできない。でも自分はDDIで友だちはJフォン…なんてことはよくあったもので、その要望にキャリアはeメールの到着を電話回線でプッシュ通知し、eメールを受信させてしまうという大胆な方法で叶えました。

これでケータイメールでもeメールでも、いつでも、どこでも、文字でおしゃべりができるようになりました。しかも、相手の状態は気に書けず話しかけたい時に話しかけられます。

この進化は続いたのですが、突然に断絶が訪れます。

1996年のSimon以来、ビジネス用に超小型パソコンに通信機能がついたものであったはずのスマートフォンが、2007年、iPhoneの登場によって突如脚光を浴びます。
女の子たちはこぞってiPhoneを買い求め、フィーチャーフォンを見下しスマートフォンを賛美することが正しいことであるという世論が形成されました(主にメディアの手で)。

しかしながらスマートフォンはキャリアメールをすることができず、コミュニケーションという意味では重大な後退となりました。

韓国でも似たような状況だったのでしょうか。それとも、スマートフォンの普及でSMSが身近になったことでSMSに対する不満点が出たのでしょうか。
2010年にViberとカカオトークがリリースされ、チャット感覚で会話できるようになりました。
それはインスタントメッセンジャーのスマートフォン流解釈でもあり、SMSのような「連続するメールの感覚」でもありました。

それは従来のキャリアメールの望ましい姿に見えたのでしょう。一日片道300通をこえるメール、3分以内の返信という熱心さから熱望された「返事がないとき、相手が読んだかどうかを知りたい」という熱望を叶えるという点でも既読機能のあるLINEが受け入れられた理由なのではないでしょうか。

パソコンよりもスマートフォンが主流となる中、パソコンでのインスタントメッセンジャー、スマートフォンのメッセージングアプリ、無料通話ができるVoIPアプリが交差していきました。そのため、インスタントメッセンジャーは淘汰される一方、これらの性格は類似してきましたが、やはりその出自は今も影響を及ぼしています。

ちなみに、ドコモがはじめたケータイの「絵文字」はとうとう世界統一の文字コードであるUnicodeにおいて大量導入され、「文字」という概念を極度に拡張するほど世界に影響を及ぼしています。

オープンプロトコルとプロプライエタリプロトコル

XMPPはオープンな仕様のコミュニケーション・プロトコルです。

といってもよくわからないでしょう。

一般的にはメッセージングアプリはその通信方法や通信相手はそのメッセージングアプリの提供者専用のものになります。
LINEアプリは裏ではLINE語を話し、LINEサーバーと通信します。SkypeアプリはSkype語を話し、Skypeサーバーと通信します。LINEを使ってSkypeの友達に連絡することはできません。

このうち、「LINE語」「Skype語」と言っている部分がコミュニケーション・プロトコルの話です。
LINEでやりとりする方法は基本的にはLINEアプリですが、LINEアプリではないけれどLINEでやりとりできるアプリも存在はしています(ただし、これは規約に抵触します)。
こうしたアプリはLINE語を話し、LINEサーバーとやりとりするのですが、プロプライエタリプロトコルの場合は、「LINE語」がどんな言葉であるかということが秘密にされていますから、開発者はそれを調査することによって分析し、それっぽく振る舞うアプリをつくっているということになります。

XMPPは逆に、どんな言葉なのか、ということがはっきりと書かれています。
ですから、サーバーが受け入れてさえくれれば、XMPPに対応したどんなアプリを使っても構いません。
LINEだったらLINEアプリを使うしかないのですが、XMPPであればやりとりするのに使うアプリはAudiumでもiMessageでもPsiでもIM+でもXabberでも良いのです。

Google TalkはXMPPを拡張したものを使用していました。Google HangoutにおいてもGoogle Talk同様のXMPPによるやりとりが可能です。

Facebook MessangerもXMPPを使用していましたが、現在はXMPPではなくなりました。

LINE

LINEは次のような特徴を持ちます

  • 完全にスマートフォン前提
  • プロプライエタリプロトコルで、アプリも原則として純正のみ
  • ログはサーバー/ローカル両方で保存、ただしサーバー側のログの参照は不可
  • テキスト主体、付加機能として
  • オフライン
  • 既読マークあり
  • スタンプ(sticker)機能があり、非常に人気が高い
  • 通知音は固定で専用の数種類からの選択のみ
  • スマートフォンアプリで通知表示は通知エリアを使用するほか、ポップアップも併用する
  • 暗号化は仕様非公開のLetter Sealing。仕様非公開のため安全性が疑問視されている
  • Letter Sealingは送受信両側がonにしている場合のみ有効になる
  • 日本においてはユーザー数が非常に多く、主流
  • 開発元は韓国企業
  • 韓国政府がLINEに対するやりとりの検閲を要求したことがあり、一度ははねつけたものの再度要求したあとどうなったかが不明。つまり韓国政府に検閲されているかもしれない
  • 個人情報を勝手に取っている/使用している疑惑があり、範囲は限定的ながらある程度は事実。プライバシーについて意図に反する勝手な振る舞いをする
  • 原則として電話番号登録。Facebookアカウントによる登録もできるものの、電話番号を登録しないと結構不自由する

誰もが使っているので使わざるをえない、というのが一番大きいのですが、プライバシーの懸念と検閲問題、さらにスマートフォンだけを利用していることを想定しすぎている(PCユーザーに対する冷遇)ことや、アプリや通信についての仕様が過度に非公開であることから信用できない/使いにくい部分が大きいことから、「知っている人ほど使うのを嫌がる」アプリになっています。

また、通知offがカスタマイズしにくく、端末によっては「この時間まで通知してほしくない」というのが反映されません。

Viber

ViberはLINEのようなメッセージングアプリでは元祖に近いものです。
スマートフォン主体にしたという点でパイオニアです。

海外では主流だったりアプリですが、セキュリティ上の重大な問題が繰り返し指摘され、もはや下火になっています。
また、Viberのプライバシーに対する振る舞いにも問題があると考えられています。

削除推奨アプリです。

カカオトーク

LINEの類似アプリで、LINEよりもViberよりも早くリリースされ、Viberと類似アプリとなっています。

その歴史と事情に注目すべきです。

LINEはLINEのほかまとめサイトも運営するNAVERのもの(現在はグループ会社のLINE。NAVERは現在Livedoorも保有)ですが、カカオトークはもとはカカオ社のものでした。
カカオ社はハンゲーム(現NHN)の元CEOが設立したもので、現在はダウムコミュニケーションと合併し、ダウムカカオになっています。

日本法人であるカカオジャパンにはYahoo! Japanが出資しており、本家韓国法人にはAmebaを展開するサイバーエージェントが出資しています。
また、中国企業のテンセントが大株主となっています。

個人情報の取り扱いに対する不満が非常に多くきかれる企業が名を連ねているあたりにカカオの問題点を示しています。Viber同様の問題から個人情報の流出もあり、また暗号化されていないことによる流出もありました。

さらに、韓国警察の要求に応じてログの提供を行っており(特定の容疑者のやりとりの提出ではなく、検閲・傍受行為)、「しない」と言っていたものの再開していた、といったことがあります。
LINEが拒否したことを、カカオは最初から行っていたということになります。

それ以上に問題なのがカカオトークの使われ方です。

LINEと比べ制限がゆるく、検索がしやすかったことから初期から出会い目的、特に売春目的の利用が非常に多く、もっぱらそれでした。
出会い系サイトでは主だった連絡手段として交換されていますが、今やほかのところで見ることは稀です。
一般の認識として(カカオトークを分かっている人は)売春等犯罪製のある出会い目的のアプリであるという認識が成立しています。

カカオ側はこれを歓迎しておらず、様々に対策し、制限をかけていますが、その制限は一般利用にも非常に大きな制約となっている一方、出会い系での利用が減少しているわけではなく、一般利用においては「使いにくい」ということでユーザー離れが急速に進んでいることと併せてより「いかがわしい出会い系専用アプリ」という色合いが強くなっています。

個人情報と実際の利用のされ方という点から利用は推奨できない、それ以上にインストールしているのなら即刻削除したほうが良いアプリとなっています。

ICQ

1996.11.15とインスタントメッセージングサービスの草分けだったICQ。昔のネットユーザーはやりとりにこれを必ずといっていいほど利用していましたが、MSN Messangerの流行と共にみかけなくなりました。

現在はLINEのような仕様となり、超進化して存続しています。
イスラエル生まれのサービスですが、現在のサービス提供元はロシアのMail.ru。

Webインターフェイスを持つため、インストールなしの利用も可能です。

非常に良いのですが、問題点が結構あり

  • 油断するとすぐロシア語に付き合わされる
  • 電池消費が激しい
  • モバイル版はアプリが全アクセス権を要求する。そこまで信用するのは難しい
  • アカウントが昔ながらのUINのメールアドレス両方が使える方式だけど、ものすごくわかりにくい

PCからの利用と比べると、非常に辛いところがあります。
スマホで使うなら、WEB ICQ経由にしたほうが良いかもしれません。

ビデオ通話も可能、グループ機能があり、グループは公開にすることもできます。
しかしそのせいか、怪しげなグループでいっぱいになっています。

少なくとも英語ができ(ICQ for Windowsはロシア語の回避が困難ですが)、個人情報等についてMail.ruを信用できるのであれば非常に良い選択でしょう。

メッセージ到達は即時ですが、メッセージ通知までにラグがあります。

ICQ Chat

ICQ resent

ICQ 通知

ICQ コンタクトリスト

公開グループ。エロばかり
公開グループ。エロばかり

Facebook Messanger

Facebookに付属するチャット機能です。

Facebookのアカウントと完全に一体になっているため、一般的な連絡手段として使うのは無理があるのではないでしょうか。

Google Hangouts

以前はGoogle TalkとしてXMPP拡張で提供されていたサービスです。
現在はテキスト部分のみXMPPで、音声通話/ビデオ通話はXMPP拡張のJingleを用いているわけではなく、独自のものです。

他のGoogleサービスとの連携が可能であるほか、チャットと音声、ビデオでのやりとりが可能で、利便性の高いサービスです。ビデオ通話サービスはLINEと同程度の品質でSkypeには及びません。

GoogleアカウントはLINEやカカオトークと比べ取得しやすいため、カジュアルに交換できますが、一方でAndroidスマートフォンと密接に絡んでいるGoogleアカウントを教える(それ以上にGoogleアクティビティ経由で情報を取得されるリスクをおかす)ことにはむしろ抵抗があるかもしれません。

大きなメリットとして、ユーザーごとにメッセージ、受話ともに通知音をカスタマイズすることができます。
アプリの使いやすさは最も高いのではないでしょうか。

既読とタイピング両方の通知があるのはHangoutsだけです。
モバイル系っぽい振る舞いを見せますが、ちゃんとオンライン通知もあります。

WhatsApp

SMSの代替としては海外で急速に流行しているのがWhatsAppです。SMSと同時にViberを置き換えるものであるとも考えられます。

SMS代替ということが意識され、コンタクトには電話番号を利用します。
コンタクトはそのまま電話帳を使用し、WhatsApp独自のコンタクトリストを持ちません。

99セントの年間利用料が必要です。

ブロックはメッセージのみ可能で、受話は着信拒否によって行う必要があります。

日本ではSMS自体流行っていないので、わざわざ
WhatsAppを使うメリットを見いだせないように思います。SMSを使っていると高額になりますから、その回避が受けているのでしょう。
日本が独自の流れとなっているのは、キャリアメールによるインスタントメッセージングという独自の文化がはるか以前に形成されたためと考えられます。

電話帳にいるWhatsAppユーザーの登録は強制です。

日本の文化やユーザー事情を考えると、わざわざ使う必要はないのではないでしょうか。

Slack

ビジネス向けのチャットであるSlackは個人利用でもなかなか魅力的です。
スケジュール調整が可能だったり、グループでの調整機能があるため個人利用でも利点は多いようです。Googleのサービスと連携できますから、Googleのサービスを積極的に利用している人たちの間ではより有効でしょう。

Slackの場合、基本的にはグループ単位である「チーム」でやりとりを行います。
チームメンバーに対しては個別にメッセージを送ることができ、またチームメンバーの中の特定のメンバーで構成されるチャンネルを作ることもできます。チャンネルは他のメンバーに対して非公開にすることもできます。

チャンネルを作ることができるため、話題ごとにログをわけることができるのは結構便利なようです。カップルで使っている人もいるようですが、それにはちょっとお硬すぎるかもしれませんね。

LINEなど伝統的な「人に対して友達がいて、友達を複数人登録して会議室を作る」という方式ではなく、逆に「会議室をまず設置して、そこに参加している人と1:1で連絡できる」というチャットベースの方式になっています。

通知される個人情報は登録しなければメールアドレスだけなので、面識が浅い人とも比較的気軽に利用できます。

IRCまたはXMPP経由で接続することもでき、利便性は高いといえます。
自分側に既読がつくため、どこまで呼んだか見失わなくて済みます。

モバイルアプリは通知が5分くらいでまとめられるため、なかなきません。即時性は乏しいですね。

Twitter DM

通知もされるし対応アプリも豊富、グループトーク機能もあり意外と使えるTwitterのDM。
Twitterアカウントと一体であるため、単に連絡手段として使うのは不適ですが、ネットで知り合った人との連絡先交換という意味ではオープンな連絡手段もあり、特にTwitterである程度のポピュラリティを持っている人であれば他のユーザーによる監視効果も生じるため、公明正大を誓える人は身の潔白を示しながらの連絡先交換手段として良いかもしれません。
ツイートから人間性がうかがえる場合もありますしね。

10000文字まで拡張されて使いやすくなったTwitter DMですが、問題点として

  • 対応アプリが豊富といっても、DMが使いやすいアプリはごく少ない
  • Twitter DMは漏れる

漏れる、というのは、Twitter DMでしか発言していないURIに対してその人以外からのアクセスを確認した、ということを示しており、それはすなわち内容が漏洩しているという事実を示しています。

Skype

Skypeは2003年に誕生した「電話ソフトウェア」で、他のIMとは全く異なるものでした。
同じく電話アプリのBitArena(JALが提供していた!)などと違い、チャットもできる、というメリットがあります。

エストニア生まれルクセンブルク育ち、現在はアメリカのMicrosoftが保有しているという点も歴史を感じさせます。

元々、Skypeはオンラインユーザーに対する電話を行うためのソフトウェアなので、オフラインユーザーに対するメッセージは破棄されていましたが、モバイル対応と絡んだのか、現在はメッセージはサーバーで保管され、オンラインになった時に配信されるようになりました。

また、これに関連してログ保存はローカルからサーバーに変更になりました。
ただし、他の端末からアクセスした場合、サーバーからログを同期しようとするものの、同期範囲は限定的で、取り漏らしがかなり発生します。

元々通話アプリですから、通話品質がよく、ビデオ通話も安定しています。

盗聴は難しいため、通話の安全性は高いのですが、ユーザーの意味を誘ってより多くの個人情報を登録させようとする(しかもそれを公開する)、ディレクトリでのユーザー検索は止めることができない、セッション確立方法につけこむ隙がある、といった理由から安全性における問題があります。
特に安易なコンタクトリストへの登録は危険である場合があります。

また、Skypeの秘密主義はなんらかの危険(サービス側での盗聴や、その他悪意ある振る舞い)があっても感知しえないものであることから、問題があるとみなされる場合が多々あります。

それ以外にも国によっては、電話会社への損害を考えて禁止していたりします。

非常に有用なアプリですが、正しい使い方としては

  • 登録・公開する情報に最新の注意を払う
  • Skypeでやりとりする内容は公開できるものに限る。重大な秘密を流さない
  • コンタクトリストへの登録は最低限とする
  • 設定を吟味する
  • 超高性能コンピュータを利用する施設内では使わない(スーパーノードとして利用される問題)
  • 電話番号登録されている場合は、SMSなど電話の機能を用いた利用に注意する

スマートフォンアプリは通知がややわかりにくく通知音も変更できないなど、チャット面ではディスアドバンテージが目立ちます。また、電池消費量がLINEよりも激しく、性能の低い古いスマートフォンだと厳しいものがあります。

現代の遠距離恋愛においては不可欠なものでもあります。
ちなみに、通信量は比較的少なく、YouTubeのように急激に上限に達することはありません。

Skypeは高性能でグローバルアクセス可能なコンピュータをSkypeのインフラを維持するスーパーノードとして利用します。「Skype全体のために勝手にネットワークやコンピュータが利用される」「Skypeでのやりとりに知らない第三者を中継として利用する」ということが気持ち悪いと感じる人には勧められないものでもあります。

タイピング通知がなされます。

Androidアプリ「メッセージ」

チャット感覚で非常に使いやすいアプリなのですが、裏側で利用しているのはSMS。

電話番号ベースのSMSは、送信も受信も有料なので、アプリの使いやすさ以前の問題な気がします。

ケータイメール(キャリアメール)

日本独自の文化として育ったキャリアメールは、他の手段がネット接続を常に維持することでやりとりしているのに対し、キャリアメールはeメールが届いたことを「キャリアから電話回線で」通知されます。
昔のケータイでは単に「メールが届いた」という通知を出すだけというものもありましたが、現代的にはこの通知が届いた時点でデータ通信を行い、メールを受信しにいきます。

メールの内容自体は電話回線で送られているわけではありませんが、「メールをとりにこい」という指令を電話回線で送り、それに対応してメールを取りにいく仕組みのため、「メールが勝手に受信される」ように見えます。

これは、メールがサーバーに到着したら時を待たずして端末にも反映されるのであり、高い即時性がありました。携帯電話は常時携行しているものですから、どこでもいつでも即座にやりとりができる画期的な通信手段となりました。

携帯電話の入力効率問題を別とすれば、パソコンの前に常にいる人と同様のインスタント性があることになり、いつでもすぐそこにいるかのようにやりとりをすることができます。
ただし、この性質は携帯電話の性質と併せることで常時携帯電話に拘束されることとなり、簡単に生活が崩壊してしまうため、双方に自重が求められます。

キャリアメールの場合メールであるために画面変遷を伴い、操作するが多く新着を確認するのもやや面倒です。応答間隔は早い人でも2-3分といったところであることを考えると、10秒程度であるLINEと比べかなり低速なやりとりになります。その割に拘束時間はながく、返事を待っている時間が発生しやすいため時間の損失率が高いという問題があります。

キャリアメールはこのプッシュメール構造のために余計な通信が発生せず、効率がいい仕組みになっています。また、eメールであるため相手を限定せずにやりとりができるというのも大きなメリットといえるでしょう。

一方でキャリア変更によって強制的にアカウント変更となる上、利用できるのは国内主要キャリアとの契約で、かつ日本国内向け専用端末のみ、ということから、必ずしもその前提が成立しない現在においては「キャリアメールが使える」という前提は成立しづらい場合が多く、またキャリアメールの利用者とパソコンでのeメールユーザーとの間で温度差が生じやすい、という問題もあります。

着信音を個別にカスタマイズできるのは大きなメリットといえるでしょう。

GMail

Androidユーザーならまず間違いなくGoogleアカウントがあり、GMailが利用できます。

裏側を見なければGMailは即時メール到着が通知されるため、感覚的にはケータイメールに近い
感じでやりとりができます。

ただし、あくまでメールの画面でやりとりするため、やりとりの程度としてはケータイメールと同等で、LINEのようにがんがんやりとりできるわけではありません。

ケータイメールのように省エネ構造になっているわけではなく、Googleに対して接続を維持しています。

AndroidスマートフォンではGMailでの着信音は個別にカスタマイズすることができます。

XMPP(Jabber)

Jabberは1999.1.4リリースという老舗のインスタントメッセージングサービスです。
ICQなどがライバルでした。

Jabberの大きな特徴として、プロトコルにXMPPを採用し、これを公開していることがあります。
LINEが裏でどんな言葉を話しているのかということは明らかにされていません。そのため、「公式のLINEじゃなくて鈴木家のLNIEを作ろう」ということはできません。
しかし、Jabberはオープンプロトコルであるため、このXMPPを使って「佐藤家のJabberを作ろう」ということは可能なのです。

このため、「アプリは便利だけど、サービス提供者が信頼できない」というような場合に「信頼できるサービス提供者を選ぶ」ということが可能になる、という大きなメリットがあります。

さらに、そのように独自にサーバーを用意することができるため、社内で機密性が高いやりとりを行うために、インターネットに接続していないクローズドなLAN内にXMPPサーバーを設置し、Jabber/XMPP用のアプリでやりとりをする、ということが可能ということが言えます。

逆にサービスはいいけれどアプリがいまいち、ということで言えば、これがオープンな仕様であるために、たくさんあるアプリの中から気に入ったものを使えばよい(Twitterと同じような状況)というメリットもあります。

XMPPの場合

  • サービス提供者の選択
  • アプリの選択

というふたつの選択ができる(必要となる)ということが言えます。

ですが安心してください。XMPPの場合、他のサービス提供者のサーバーともやりとりできます。

たとえば鈴木さんはexample.orgのアカウントを持っていて、佐藤さんはexample3.co.jpのアカウントを持っているとします。

XMPPのアカウントはメールと同じく

<アカウント名>@<サーバーアドレス>

の形式で表し、鈴木さんはsuzuki@example.org, 佐藤さんはsato@example3.co.jpというアカウントを持っているとします。

鈴木さんはexample.orgを利用していますが、そのままコンタクトとしてsato@example3.co.jpを登録すると、そのままやりとりすることができます。

中央集権方式になっていないのはメール同様の構造で、非常に優れています。

XMPPはそれ自体がオープンでわかりやすい仕様になっていて、最初からこのように自由に、オープンに利用されることを想定していたものでした。

eメールのように一般的で普遍的なものであるにもかかわらず、インターネットレベルでのXMPPユーザーはごく少ないというのが差存念なところで、とても残念に思っている人は私を含めてたくさんいます。

xmppサーバーを自分で用意しても良いのですが、一般的に利用されているサービスとしてはjabber.orgと日本のxmpp.jpでしょう。リストもあります

また、アプリとしてはPsiJitsiが人気のようです。MacユーザーならiMessageがXMPPに対応しています。AndroidならXabber, Conversations, Freelab XMPP Messanger、iOSユーザーならIM+かMonalでしょうか。

AndroidにおいてはFreelab XMPP MessangerのほうがUIは洗練されていますが、サーバー設定が微妙にしづらかったり、ポップアップの通知がなかったりするのでXabberのほうがおすすめですね。
なお、Freelabのほうはタイピング通知が可能です。XMPPでタイピング通知はあるのですが、タイピング通知するアプリが少ないので目にすることは稀です。

XMPPの拡張としてJingleというものがあり、これは音声通話やビデオ通話が可能です。
この利用はサーバーではなく、双方のアプリの対応が必要です。
AndroidアプリでJingle対応のものはないっぽいので、このあたりは負けていますね。
XMPPのみ使っていてスマホで通話する場合はWebRTC、というのが妥当なスタイルのようです。

AOL Instant Messanger (AIM)

MSNメッセンジャーやYahooメッセンジャーよりも早く、1997.5にサービスを開始したインスタントメッセージングサービスでありながら現在もしぶとく生き残っているAIM。

プロトコルはプロプライエタリプロトコルであるOSCARですが、古くから解析が続けられているため非純正の互換クライアントは結構豊富です。AOLは強烈に抵抗していますけれど。

ただし、2004年以降、文句はいいつつ遮断はしておらず、2006年からは仕様を一部オープンにしました。

Android / iPhone版もあります。

AOLアカウントを持っている知人がおらず、現在AOLアカウント取得にはケータイ番号が必須のため、アプリのテストはできませんでした。

AIMのユーザーが日本にいないのは昔からです

WebRTC

WecRTCはW3Cでちゃんと策定されている音声/ビデオ通話の仕様です。

Google ChromeとFirefoxに機能が実装されていて、Web上で簡単に通話できるので便利です。
次世代のおもしろ技術として流行っている感がありますが、「連絡先を交換しなくても通話できる」のはある意味便利です。また、Skypeが落ちている時の非常手段にもなります。

ただ、WebRTCで手軽に利用できていたFirefox Helloがversion49であっさり削除されてしまったのでどこを使うかが悩みどころです。Jitsi Meetでしょうか。

音声もビデオも品質としてはあまりよくないです。かろうじて話せる程度。

今回の話題としてはかなり番外な感じになりますが、XMPPを使用している場合や、とりあえず連絡先交換はしないけどおしゃべりはしたいという時にとても便利です。

終了したサービス

MSN Messanger / Windows Live Messanger

日本では非常に高い人気をほこったインスタントメッセージングサービスです。
ビデオ通話の機能まで取り込まれ、様々なゲームまで可能となっていました。

後継のWindows Live Messangerも終了したのは、サービスを提供していたMicrosoftがSkypeを買収したためでしょう。
ただし、Skypeとは性格の違うものなので、Skypeへ移行というのは違和感があります。

MSNアカウント(hotmail.com/hotmail.co.jpアカウント)はSkypeで利用できます。

PC向けのサービスで、スマートフォンでの利用は困難でした。

オフライン時に送信されたメッセージは破棄されます。

2013.4.8終了。

Yahoo Instant Messanger

YIM。日本ではサーバーの仕様が異なり、YIM対応のソフトウェアでも「Yahoo Japan対応」である必要がありました。

2004.4.12-2014.3.26

Odigo

日本ではマイナーなまま終了したインスタントメッセージングサービスで、女性が登録するとものすごくナンパされました。

まとめ

表1 基本

サービス アプリ プロトコル モバイル Windows Mac Linux Web
LINE LINE LINE 前提 WINE / Purple-LINE なし
Viber Viber Viber 前提 なし
カカオトーク カカオトーク カカオトーク 前提 × なし
ICQ ICQほか多数 OSCAR 純正はないが互換アプリあり
Google Hangouts Google Hangouts XMPP拡張 + WebRTC拡張 △(音声通話はJitsiのみ?)
Slack Slack / XMPP / IRC Slack ? ? ?
Twitter (DM) Twitter (+3rd) Twitter
Skype Skype Skype
キャリアメール キャリアメールアプリ eメール拡張 専用端末
GMail GMailほか eメール
XMPP 多数あり XMPP
WebRTC なし WebRTC          
AIM AIMほか多数 OSCAR 純正はないが互換アプリあり ?

表2 安全性

サービス e2e暗号化 セキュリティ
LINE オプション (Letter Sealing) 検閲疑惑, 個人情報搾取疑惑
Viber なし 個人情報搾取/漏洩
カカオトーク なし 検閲あり, 個人情報搾取疑惑
ICQ なし アプリの権限過剰
Google Hangouts オプション (TLS) 個人情報取り扱いの疑問
Slack オプション (TLS)
Twitter DM オプション (SSL) 漏洩あり
Skype 独自 個人情報取り扱いの疑問
キャリアメール なし 平文(漏洩リスク高い)
GMail オプション (TLS/PGP) PGP併用の場合非常に安全, ただし平文の場合Googleは検閲あり
XMPP オプション (TLS) サービス提供者による
WebRTC オプション (SSL) サービス提供者による
AIM なし ?

表3 通知と機能

サービス 既読 タイプ通知 オンライン通知 チャット 通話 ビデオ
LINE あり なし なし
ICQ なし なし あり
Google hangouts あり あり あり
Slack なし なし あり × ×
Twitter DM なし なし なし × ×
Skype なし あり あり
XMPP なし オプション あり 条件付き 条件付き
WebRTC テキストなし テキストなし 入室通知 なし

表4 その他の機能と登録

サービス 画像 スタンプ 注目 画面共有 登録 グループ
LINE なし なし 電話番号 or Facebook あり (通話対応)
カカオトーク なし なし 電話番号 あり
ICQ なし なし 電話番号 or メールアドレス あり(公開)
Google Hangouts なし あり メールアドレス and 個人情報 あり (通話対応)
Slack × あり なし メールアドレス チームベース
Twitter DM × なし なし メールアドレス あり
Skype なし あり 電話番号 or メールアドレス あり
XMPP × あり アプリによる 選択 サーバー対応
WebRTC なし なし サービスによる サービスによる 不要なものもある 通話のみ
AIM ? なし なし なし 電話番号 and 住所 ?

表5 アプリ仕様と通知

サービス 音声通知 ポップアップ 個別サイレント 時間別サイレント ブロック
LINE わずかに変更可 ウィンドウ 非常に限定的
ICQ 全体 OSD / ウィンドウ 手動
Google Hangotus 個別設定 OSD ?
Slack 全体 OSD × 指定時刻内 or 手動 ×
Skype 変更不可 OSD ×
キャリアメール 個別設定 端末による ×
GMail 個別設定 OSD ×
Pidgin (XMPP/Hangouts/LINE) 全体 なし × ×
Xabber (XMPP) 個別設定 OSD 手動
Freelab XMPP Messanger jabber (XMPP) 全体 なし × ×

結局のところ実情からお勧めは?

LINEはいれざるをえないのではないでしょうか。

よく通話する人、遠距離恋愛している人はSkypeも使いましょう。

LINEを教えたくないよという相手、LINEは使いたくないよという相手とは、端末がAndroid同士ならGoogle Hangoutならすんなりいける可能性があります。

XMPPの利用者を広げたいところです。XMPPはとても良いものです。しかし現状では使っている人がほとんどおらず、この手のアプリとしては用を為しません。
ふたりの連絡用、ということでは意味があるのですが、リソース消費量(主にメモリとバッテリー)を考えればそのためだけというのもちょっとどうだろうという気持ちになるかと思います。

ちなみに、この手の連絡先交換としては、既に重要なものとして使用しているものを教える(だいたいはLINEかSkype)ことは相手に対する肯定の表現になりますが、一方でそのコンタクト数が多い場合は、むしろ専用に別のものを用意して、これまでのものの利用頻度を下げることが強い愛情表現になる場合もあります。
特にSkypeの場合、オンライン通知がありますから、その相手と会話しようと思ってSkypeを立ち上げると他の人に話しかけられる、という事態も発生します。

深く付き合うのであれば切り捨てにくくすることにより向き合う必然性を自ら生じさせるという方法もあります。人間、退路を断つことは案外重要です。

通知が弱いとどうしても後回しになってしまうがちですから、積極的な人は通知の強いアプリを望むでしょう。

連絡先交換がためらわれるようなカジュアルな関係において利用するのであればアカウント取得・破棄が容易なSlackが結構良いと思います。通知が弱いこともカジュアルな関係をほどよく持続させることになるかもしれません。
通話する時はWebRTCで良いと思います。

逆に真面目に付き合っていくのであれば、既存のコンタクトがないような状態であればSkypeが良いと思いますが、話しかけるのに向きませんし、会話が筒抜けの可能性もあります。

外出中の通話がなく、家にはパソコンがあるのであれば、XMPPを利用し、通話はJitsiやPidginで行うという方法がなかなかスマートで良いと思います。
スマートフォンによる通話が必要で、かつ通話定額制になっていない、あるいはビデオ通話を必要とするのであれば、通話用としてSkypeを併用するのがスマートだと思います。あるいは、その場合はWebRTCを利用してもいいかもしれません。

なんにせよ、この手のアプリで一番難しいのは合意形成です。どれがいいかな、と一緒に考えられるとしたら、十分信頼しあっている良い仲であるような気がします。

超要約すると

  • Viberとカカオトークは今すぐ退会して窓から投げ捨てよう
  • LINEやSkypeを信用しきるのは危険
  • Google Hangoutsは「Googleである」という点を除けば非常に良い
  • 音声・ビデオではSkypeが圧倒的に良い。遠距離恋愛の必需品
  • XMPPをXabber経由で利用するというのはかなり快適。通話はJitsiかPidginで
  • やっぱりXMPPを普及させたい
  • Slackはうまく使いこなせばかなり可能性あり。ただし密なやりとりにはあまり向いてない

XMPP利用の手引

ここではxmpp.jpとAndroidアプリのXabberによる利用を説明します。

xmpp.jpでの登録

登録ページからメールアドレスとパスワードを設定して登録するだけです。
CAPTCHがあります。

xmpp.jp

xmpp.jp登録

Xabber

PlayストアXabberをインストールします。

Xabber on Play store

起動すると「アカウントはありません」と表示されます。アカウントを追加します。

Xabber アカウントを追加
Xabber アカウントを追加

Xabberはサーバーの指定フィールドはありません。ユーザー名でサーバーも指定します。
「アカウントを追加」をタップすると登録が完了します。

アカウントとパスワードを入力
アカウントとパスワードを入力

アカウントの編集に移動します。
「メッセージの履歴を保存」で保存の仕方を設定できます。

アカウント編集画面
アカウント編集画面
メッセージ履歴の設定
メッセージ履歴の設定

コンタクトはグループごとにまとめられます。複数アカウントの利用も可能です。

Xabber コンタクトリスト
Xabber コンタクトリスト

メッセージを受信するとチャットスクリーンを開いていない場合はOSDによる通知がなされます。ちなみに、チャットスクリーンを開いて設定を行うことで、通知サウンドだけでなくOSDの表示も個別に設定することができます。

Xabber 通知
Xabber 通知

チャットスクリーンはこんな感じ。背景や色の個別設定はできません。
暗号化にも対応しています。左下のロックをタップすれば設定できます。

Xabber チャット
Xabber チャット

Xabberは常駐し、このようなステータスメッセージを表示します。

通知エリアで動作する
通知エリアで動作する

用語集

サーバー

サービスを提供しているコンピュータ。サービス提供者のコンピュータ群。
サービス提供者のところ。

#### ログ

やりとりの記録

既読

そのメッセージを相手が見た(少なくとも開封した)ことを示すもの。

通知音

相手からメッセージが届いた時に鳴る音。
個別に、といっているのは、相手が誰かであるかによって
違った音を鳴らせるかどうか。

テキスト/トーク

文字でのやりとり

通知エリア

お知らせがあった場合に表示される領域。通知エリアから通知を確認することができる。

ポップアップ

スマートフォンにおけるポップアップは、他の画面を覆うように、あるいは他の画面よりも優先して表示レされるもの。

LINEの場合はロックした状態で受信すると、画面が点灯して受信内容が表示され、ロック画面の上に居座る形になる。

ユーザー

利用者

ローカル

手元の端末、あるいはその地域。

アクセス権

スマートフォンアプリの場合は、そのアプリが何をしてもいいか、といったことが権限として持たされている。
権限がなければ勝手にネットに接続して何かを送ったりすることはできないし、逆に権限があれば勝手にそのような振る舞いをすることも可能。

傍受・検閲

公的機関等特別な立場にある者が、やりとりの内容を覗き見たり、特定の内容でやりとりを検索したりすること。

盗聴

第三者がやりとりの内容を覗き見ること。暗号化されている場合、除きみたものの内容はわからなかったという場合は盗聴できなかった、ということになる。

アカウント

IDに紐付いてその人物として登録されているもの。

サービスの利用はアカウント単位で行う。アカウントは「口座」という意味で、実際に銀行であれば口座にあたる。

グループ機能/会議室(カンファレンス)/マルチユーザーチャット

1:1ではなく、三名以上でやりとりする機能。

Web / ウェブブラウザ

「インターネット」と呼ぶ人も最近は多い。

Safari, Google Chrome, Internet Explorer, Microsoft Edge, Oepra, Firefoxなどで利用するもの。
これらのソフトウェア/アプリを「ウェブブラウザ」と呼ぶ

タイピング通知

「今この人は入力を行っています」という表示

カスタマイズ

変更すること

SMS

電話番号を用いたショートメール。
送信・受信ともに有料。定額制も関係ない。

コンタクト

  • 連絡すること
  • 連絡先

LINEでいうと「友だち」

コンタクトリスト

連絡先の一覧。LINEでいうと「友だち」登録されている人たちということになる。

Android

スマートフォンのOSの名前。Google製。

iPhoneでないスマートフォンユーザーはまず間違いなくAndroidと考えていい。他にもWindows PhoneやBlackberry OSやTizenやFirefox OSやopen WebOSやPlasma MobileやSailfish OSなど色々とあるが、そんなものを使っている人は相当な物好きだろう。

モバイル

携帯電話(スマホ含む)

オンライン通知

現在連絡可能な状態にあるかどうかを示すもの。

パソコンの場合は起動していてインターネットに接続している、という状態は明らかに「連絡可能な状態」として区別できるため、今オンラインなのかオフラインなのかという表示には意味がある。
そのため、インスタントメッセンジャーに類するものはオンライン通知に対応したものが多い。

ところがスマートフォンの場合は、例えスリープ状態になっていたとしても通知があればすぐに見るかもしれない。連絡可能な状態にあるかどうかを判断するのが難しく、往々にしてそれは意味がない。そのため、LINEやカカオトーク、Viberなどはオンライン通知を持っていない。

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